初めて投資をする時に『投資信託』を購入するという選択肢を選ばれる方もお見えかと思います
私も全世界株投資は『投資信託』で毎月積み立てています
投資信託には様々な商品に分散投資する『バランスファンド』というものがあります
バランスファンドは一つだけ(『株式』だけなど)の商品に投資(集中投資といいます)していると暴落した時に資産が激減してしまうため、『株式』が暴落しても逆に値上がりする商品などに『分散して投資』しておこうという考え方の『投資信託』になります
では暴落時にどのような値動きをしてくれるのでしょうか?
バランスファンドのコロナショック時の値動き
下図は委託信託料が安くて人気のeMAXISシリーズのバランスファンドの5年チャートになりますが、2020年3月頃の暴落局面の値動きを見てみるとそれなりに暴落しています
コロナショックは世界中の人間の行動制限により経済活動が停止するという100年に1回あるかないかという特殊な状況であり、株式だけでなく様々な商品が売られました
そのため『株式だけの暴落』時の値動きの参考にはならないかもしれません
ですが、現実として『下がった』という事実があったということだけは認識したうえで、バランスファンドに投資をしていくのか、自分で『株式』『債券』などを購入して保有する量(ポートフォリオバランスといいます)の調整をしていくのか判断いただければと思います
自分の場合、手間でも自分が納得した商品を納得できる金額だけ投資して監視したいので手間でもバランスファンドは利用せず自分で管理しています
新しい商品を購入する時は過去10年以上前の値動きも確認すること
新しい商品を購入する時には『2020年3月頃の値動き』をチェックして最悪を想定してから購入するか判断しています
あと過去30年分のチャートを確認できるものであれば確認してから購入するようにしています
チャート表示はよく過去10年しか見えないものばかりですが、日本株は特に2013年以降の値動きは右肩上がりの楽々相場が続いていたので、10年の値動きだけで判断するのは危険だと思っています
まとめ
リスクを取っている分、どのような商品も『元本割れする』という事実が確認できました
では、元本保証されている現金や銀行預金のほうがよいのでしょうか?
今後もインフレによる物価上昇が続く限り、現在の円預金利息では現金の価値は低下し続けます
その点を理解して、それでもリスクを取りたくなければ現金、銀行預金をしながら労働収入を得ていくことがオススメです 過度なリスクは睡眠障害など精神面に影響を与えることも経験しています
投資をするかどうかは人それぞれです
自分も2017年までは円預金金利0.25%を見つけた時は喜んで定期預金で数千円の利息で満足していました
ただ、自分は投資を知り、それまで全くリスクを取らなかったことを後悔しています
ですので、自分の経験談を交えながらリスクについてもこのブログで紹介しつつ、今後も世界は成長していくと信じられるのであればある程度のリスクを若い時からとることで、長期で恩恵を得られる可能性があることを紹介していければと思っています
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