たまに気になる「世間はどれだけ貯蓄してるんだろう?」について調べてみました
自分はたまに資産運用のモチベーションが落ちるのですが、そういう時にこのようなマネーに関する色んな情報を確認してまた「がんばろっ」と思っています
今回確認してみて、今の若い人たちも意識が変わってきてるんだなぁとか色々思いましたのでぜひ読んでいただければと思います
この調査結果は、日本銀行情報サービス局内に事務局がある「金融広報中央委員会」が集計した全国5000世帯の「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和3年)」のデータとなります 単身者のデータは別にありますのでお気を付けください
平均貯蓄額
まずタイトルにも記載した平均貯蓄額は「金融資産保有世帯3898世帯の平均値」となります
金融資産を保有していない世帯を含めた平均値は次の図となりますのでお気を付けください
見てみると、まだまだ退職金が入る60歳代が一番貯蓄額がピークになる傾向は変わっていませんね
ですが徐々にこの形が崩れてくるんだろうなと思います
ちょっと驚いたのが20歳代のみなさんが頑張って貯蓄額を増やしているなぁと感じました
結婚や色々な人生のイベントが目白押しの年代ですし、収入が少ない中、大変だと思いますが一生に一度の思い出に向けて頑張られているなぁと感じました
こちらが「金融資産を保有していない世帯も含む」貯蓄額一覧ですが、平均値が1,563万円まで低下します
色んな事情があれど「金融資産非保有」がどの世代も2割近くいらっしゃる点は気になります
中央値とは
一番右に「中央値」の記載がありますが、これは例えば1億、2億の人を含めたまま平均してしまうとその数字に大きく影響を受けてしまうため、数字分布の真ん中付近の値をとったものが「中央値」であり、現実的な数値に近いといわれております
収入からどれだけ貯蓄しているのか
年間手取り収入からどれだけ貯蓄しているのかという調査結果もありましたのでご紹介します
これで驚いたのが20歳代で手取り収入の35%以上も貯蓄している人が15%もいらっしゃる点です
自分も貯蓄はしていたほうですが35%もできていたかなぁ?と思います
地域別の貯蓄額
最後に「地域別」の紹介です
「関東」と「中部」が平均値では飛びぬけていますが、中央値では「北陸」のほうが上回っていて面白い結果になっています
平均値が高いということは1億以上の富裕層が多いなど平均値を引き上げているんでしょうね
あと、パッと見、離島は低いのか?と思いきや四国は意識が違うんでしょうね
自分は名古屋で生まれ育ちましたが、製造業が盛ん、かつそんなに娯楽施設が無いので、関東、関西のように散財の誘惑が少ないので、地価、家賃も高騰せずに済んでいます
あ、名古屋って魅力が無い都道府県ランキングでも最下位のほうですしね
でも個人的には関東、関西にも出かけやすい位置ですし、いい住居拠点だと思っています
最後は名古屋の紹介になってしまいました
まとめ
今回は二人以上世帯の貯蓄額について取り上げました
平均貯蓄額では20歳代の方も頑張って貯蓄されていることがわかりました
平均値と中央値ではかなりの差があることもわかりました
地域別の貯蓄額では平均値では関東、中部が、中央値では北陸が上位であることがわかりました
今日紹介した内容以外にも「種類別金融資産保有額」や「NISA,iDeCo、外貨建金融商品保有額」など色々集計されていますので興味があればデータをダウンロードして確認してみてください
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