株価チャートを分析してみる

株式投資・投資信託

購入タイミングの重要性

資産運用のために株などを購入する際、購入するタイミングというのは非常に重要です

よく10年~20年の長期投資ならいつ買っても差が無いという話がありますが、これはその10年~20年の間に毎月コツコツ購入し続けることで、安い時にも、高い時にも購入し続けることで、購入した価格が平均化されるのでタイミングは関係ないという話です

毎月ではなく、4,5回に分けて1つの商品を買うだけの場合、『いかに安く買うか』に集中する必要があります

自分は1回だけで1つの商品を購入することはありません

理由は、一番底値で買うことはできないので、買った後に下がっても何回かに分けて買うことで、購入単価を平均化して下げる目的があります

なお、下がらず騰がり続けていくようであれば、残りの買う予定分のマネーも使って買います

移動平均線でのチャート分析

今、ちょうど米国市場の株価指数が面白いところに来ているため、移動平均線を使ったチャート分析をしてみたいと思います

ナスダック総合指数

まず、みんな大好きナスダック総合指数からです

次、ブル相場(株価が上がる相場のことをいいます)になったらレバナス(ナスダック指数にレバレッジを掛けて株価変動の数倍の利益を得るための商品)を買おうと思っています

下は1年間のチャートを表示したものですが、3色の移動平均線の上に株価があるので、騰がっていきやすいチャートになっています

ですが、今の11500ぐらいの過去のチャートを見てみると2022年6,7、11月ごろに何回か天井のような状態になっているため、損をしていた人たちがようやく株価が戻ってきたので売りが入りやすいところですので、12000に向かって騰がるにはこの売りにも耐えるぐらいの買いが入り続けないといけないため少し時間がかかりそうです

4,5回に分けて買う場合の1回目がもし今なら買うか?というと自分は買いません

また下がってくるので、その下げが紫の移動平均線よりも下がらなければ、そこで買います

次は5年間のチャートになります

まだ紫の52週移動平均線より下に株価があるのと、その紫の移動平均線は下方向を向いているのでこれを超えられるかが注目となります

でも12000ぐらいの紫の移動平均線まではいけそうな感じがします

次は10年間のチャートになります

このチャートで一番重要な部分は、紫の移動平均線よりも株価が下がっていないという部分です

この底値は1年間チャートの2022年10月からの何回かの底値であることから、ここを下回らなければ長期的にもこれ以上は下がらないため、この紫の移動平均線ぐらいで買いたいですね

もちろん紫を下回ったら一旦売ります

こんな感じで1つのチャートだけではなく、短期~長期のチャートを確認して右肩上がりのチャートの株を購入することをオススメします

S&P500指数

S&P500指数のチャートも見ていきましょう

1年チャートはナスダックと同じく上がりやすいチャートですね

5年チャートはちょうど紫の移動平均線と株価がぶつかっているので上に抜けていければ強い騰げになるかもしれません

ですが、紫の移動平均線は下向きですので下に跳ね返されて下がり続ける可能性のほうが高いので注意が必要です

次に10年チャートですが、ちょうどなんとも言えない株価にあるため、今から買うのであれば買わずに5年チャートが上に抜けるのを確認してからでいいかと思います

この10年チャートでわかるのは下がっても3500ぐらいで一旦は落ち着きそうだということがわかります

NYダウ

最後にNYダウです

1年チャートでは紫の移動平均線も上向きですし、上がりやすいチャートですが、今買うか?というと、ちょうど悩ましいところなので、橙の移動平均線ぐらいまで下げるか、34200ぐらいの前回高値を超えたら1回目は買いたいです

次に5年チャートですが、下向きの紫色の移動平均線も横向きになってきているのと、他の2つの移動平均線が紫の上に抜けて(ゴールデンクロスといいます)いきそうですが、まだ明確に抜けていないため注意は必要です

10年チャートですが、まだ緑の移動平均線が橙の移動平均線の下にいるのと、株価が橙の移動平均線を明確に抜けていないため、橙に跳ね返されて上に抜けれない可能性があるので注意が必要です

まとめ

チャートを分析しても100%思うように株価は動きません

ですが、色んな想定をすることでリスク管理もできますのでめんどくさい作業ですが重要な作業だと思います

チャートの確認が毎日できない人は、その株価になったら通知してもらうような証券会社のアプリなどもありますので、1週間~1か月に1回は確認して買いたい、売りたいタイミングなどを通知設定しておくことをオススメいたします

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