生命保険会社である「朝日生命」が「老後・介護に関する意識調査」の結果を公開していたのでご紹介いたします
この調査結果は「2022年9月から10月の間に全国の25~64歳の男女2,647人がインターネット調査にて回答」した結果を集約した内容となっています
老後に不安を感じている人は8割
まず、「老後について不安を感じるか?」という点については「不安がある」と回答している人は83%を超えており、見えない未来への不安を抱いている人が多いことがわかります
一番の不安は「お金が足りなくなること」
老後の不安の中で一番の不安は「お金が足りなくなること」が84%を超えていました
次に多かったのが「身体機能が今より衰えること」で、70%の人が挙げています
老後に必要と思われる資金は2,000万円以上
老後に必要と思われる資金については、一番多かったのが「2,000万円~2,999万円」でした
半数の人が2,000万円以上必要であると回答しています
また、4人に1人が「わからない」と回答している点も注目です
今のようなインフレが今後も続いた場合、必要な資金も必然的に増えていきますし、若い人は年金額も想定しずらい状況のため、今の時点で現在の支出などから必要な資金を概算で算出し、意識することで「老後に向けた貯蓄・資産運用」の必要性、実行力が高まると思います
老後の資金の準備は「銀行預金」が多数
「老後に必要な資金の準備方法」として一番多かったのが「銀行預金などでの貯蓄」でした
半数以上の人が、これを挙げています
次に多いのが「NISA、iDecoや株式投資などによる資産運用」でした
なお、5人に1人は「何も準備していない」と回答しています
今の生活だけで準備する余裕が無いという方も多いとは思いますが、とはいえ誰にも平等に訪れる「老後」ですので、老後も働き続けられるよう「体力維持」ができればよいのではと思います
まとめ
今回の調査結果を確認して思ったのは「わからない将来は不安」であるということでした
私も2年後退社しますが、まったく働かずに年金受給までいけるかというと、正直「わかりません」
今、仮に1億円あったとしても、その資産が「株式などによる資産」であれば「暴落」すればどうなるかわかりませんし、「円」として現金で保有していたとしても、日本という国への評価が低下すれば「円」の価値が低下していくかもしれません
そう考えるといつでも働ける「体力」と「知識」の向上が永遠の課題だと感じました
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